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白内障。薬はあるのか?検査の料金・手術の料金は?私の体験談

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目がかすむ。そんな気がしたので眼科に行き「白内障」と診断され、目薬で治らないかとトライししてみた。改善がみられなかったので手術を決断。以下は私の体験談となります。費用などは記事後半に紹介しています。
.................目次...................
●眼科へ行ってみた
●カリーユニ」という目薬。
●不便さの軽減にはサングラスとメガネ
●白内障に効く目薬はあるのか?
●レンズの選択
●白内障の手術を受ける
●手術後の後の検査
●まとめ

■眼科へ行ってみた

目がかすむ。そんな気がしたので眼科に行ってみた。
「先生、最近目が霞むのですが」と症状を説明して診察をうけたところ、「不便を感じないなら大丈夫ですよ」と言われました。

何となく治ってしまったようなのでそのまま生活して、1年くらい後にまた霞むようになり再度診察を受けると右目だけ眼底写真に曇りがあり「白内障ですね」との診断。それから苦難(?)の日々が始まります。

白内障は50歳代で40%以上の人がかかる病気で(「病」といわず「疾患」という表現もあり)80歳代ではほぼ100%ともいわれます。加齢だけでなく、糖尿病やその他の原因で発症することもあります。

■「カリーユニ」という目薬

処方してもらった先生の話だと「この目薬は進行を遅らせるのみで治すことはできない。白内障が進行したらその段階で手術をすることになる」との事でしたが毎日使うようになります。
保険を使うと自己負担は1個300円くらいのものです。刺激はなく少し粘りけのあるもので、差すと潤いを感じました。

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カリーユニ:白内障の進行を遅らせる目薬

■不便さの軽減にはサングラスとメガネ

「水晶体の濁りで光が乱反射し、薄いカーテンを掛けたように見える。実にうっとうしい。眩しいし何とかしたい」そこで軽減する方法としてサングラスをかけて見たら、楽になった気がします。それとメガネの度数を上げ判読率アップを計りました。
※ 中近のメガネを作った(PCの作業で画面に見えるものを大きくすれば判読率が上がるので)
初期の白内障の方にはおすすめです。

■白内障に効く目薬はあるのか?

注射も怖い。そんな私なので何とか手術はしないで治せないものかとネットで調べていると‥
ある白内障を改善する目薬の記事が見つかり試してみることにしました。
日本では認可されていない目薬ですが2012年に国際特許を取得したというものです。
2年ほど使ってみた結果、私の場合には症状がかなり進行していたためか効果は出ませんでした。個人差や症状にるもので「初期の段階で使用すればかなり有効なのではないか」と私は期待しているのですが・・

■手術を決断する/検査に行く

大分見えにくくなっていたのと、仕事が忙しくなりそうなので思い切って手術することを決断。幸い友人に白内障手術の経験者がいたので、ある病院を教えてもらい、電話で1ヶ月後に検査の予定を申し込みました。

検査には約3時間ほど、費用は約5千円くらいかかりました(保険適用)。
目の検査はもちろんですが、血液検査、心電図、血圧測定など手術できる体調であるかどうかを調べます。
糖尿病その他病気などの人や麻酔が使えない人は手術できないとのこと。
検査の結果OKとなり、2週間後に手術することになりました。

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白内障の手術前と手術後に使用する目薬

■レンズの選択

手術してレンズを入れるわけですが、検査を受け手術の段取りなどを受ける際にレンズの焦点距離を打ち合わせする必要があります。(単焦点の場合、単焦点レンズは保険適用)
私の場合は特に遠くが見えにくいという事はありませんでしたが、現在メガネを使用している場合はそのメガネに合わせるよう医師に相談すると良いでしょう。
生活や仕事上どのくらいの距離に焦点があうかは重要です。車の運転をする人が遠距離用に合わせてしまって信号機の名前は読めるのに近くが良く見えなくなってしまったという話しもあります。

■白内障の手術を受ける

手術の3日前から1日4回、感染予防の目薬を差します。
当日は手術前に30分おき!に同じ目薬を差して手術に備えます。
血圧を測り、抗生物質の点滴を打ち手術室へ。

手術台に寝て、麻酔の点眼を受けます。これが痛がゆいというか私には辛かったですが、麻酔が効いてくればどうと言うこともないです。
開始直後は「手術中の光景が見えていて怖いな」と思ったのですが、直ぐに強いライトがあたり眩しくて光しか見えないようになったので安心しました。後は終わるのを待つのみ。

30分くらい経ったかと思いますが無事手術は完了しました。
大きな眼帯(中に鉄がはいっていると聞きましたが見ていない)を絆創膏でしっかり固定されて、説明を聞き日帰りで病院をでました。

■手術後の後の検査

※1週間は眼に水を絶対に入れてはならない。ので洗髪はできません。2週間はアルコールは医師の許可がでるまで飲めません。(状況により1週間くらいでも許可が出る場合あるようです。タバコはOKと聞きました)
翌朝に再び病院へ検査を受ける。
1週間後、2週間後、10日後に検査通院。その後は1ヶ月おきになり、最後は2ヶ月あけて検査して完了しました。
私の場合は順調に進んだのですが、誰でもこのようなスケジュールとは限らないようです。
費用は片眼のみ固定焦点レンズだったので約5万円ですみました(保険適用)。

■まとめ

すこしでも調子が悪いと感じたら眼の検査はした方が良いと思います。進行を遅らせる目薬を使えば少しでも長く自分自身の眼を使えるかもしれません。手術自体は簡単な危険のないものだという人もいるくらいですから、恐れる必要はないかも知れません。
私の場合は体質のせいか今のところ何も問題は無く、単焦点レンズでも遠くがそれほどボケたりもありません。レンズの種類も現在はいろいろあるようですので生活スタイルにより多焦点のものなどを選択するのもありかと思います。

個人差によりどなたでも順調にいくとは限りませんので医師と打合せをお薦めします。
以上個人の体験、感想ですので一例とお考えください。薬の使用や実際の費用等はご自身で確認のうえ、自己判断で対応をお願いします。

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